【ヘルメット治療】装着記録⑦ 11W-14W(評価3回目・卒業)

ヘルメット治療

いよいよヘルメットの装着記録は卒業編、最終回です🌸

前回、2回目の測定(装着して10週)で頭の形が標準値になりました💛

治療の経過•数値などはこちら

卒業までのヘルメットの装着について

すでに標準値まで改善されていますので、

しっかり23時間装着はしませんでした。

起きている時はうつ伏せがデフォルトなので、

向き癖が気になる寝る時以外は外していました

7M0D

装着時間は寝ている時プラスα程度の、1日12時間ほどです。

7M12D

スタッフさんから装着について言われた事は、

ヘルメットが小さくなって合わなくなると

  • 機嫌が悪くなる
  • ヘルメットを外そうとする

などが合図になるそうです。

この合図を目安に装着は終えていいそうです。

特に嫌がる様子はなかったので、卒業までの4週間は就寝時着用していました。

7M10D

ヘルメット姿に愛着が湧いてきていたので

少し寂しくなった母でした🥲

7M15D

見た目の変化

すでに標準値になっている事もあり、変化は特に感じらられませんでした。

7M8D

元々、左後頭部が凹んだ斜頭症なので、

左前頭部は出ていて、右前頭部が凹んでいました。

満足な形をキープできていると思います💛

4回目の測定結果(最終)

4回目の測定は、初装着から14週目となりました。

今回も落ち着いてスキャンできました💓

結果はこちら(開始前からの比較です)

左後頭部の凹みの部分にしっかり成長が促されていますね✨

右前頭部の凹みも改善されて、

おでこのバランスも良くなったと思います。

ちなみに前回10Wからの変化はこちら

開始前、10W、14Wの比較ですが、

10Wからはほぼ変わっていませんでした。

治療経過について

スタッフさんが重症度・レベルの指標を使って説明をしてくださいました。

重症度や変形のレベルの見方については過去記事で詳しく紹介しています。

数値の結果から

前回と同じく全て標準のままキープできていました。

RSI:中等度レベル3 → 標準レベル0 → 標準レベル0 (15.5) → 16.0

CVAI :重度(極めて重度寄りの)レベル4 → 軽〜中等度レベル2 → 標準レベル0 (2.4) → 2.2

CR:標準 → 標準レベル0 → 標準レベル0 (0.862) → 0.851

RSIは数値が0.5上がっていますが、

測定時のキャップの被り方などで起こる誤差などと考えられ、

気にしなくてもいいそうでした。

CVA は6mm以上でアメリカではヘルメット治療の保険適応になります。

この数値は 14.9 → 3.4 でした。

ヘルメット治療先進国のアメリカの基準もクリア🥺

経過の見やすい写真はこちらです。

治療前・4W・10W がわかりやすい。

卒業の際にAHSさんにしていただいた事

改めて、頭の形で気になる箇所はないか、

治療は継続するかどうか聞かれました。

満足しましたので終了する旨をお伝えし、

卒業の手筈を整えてくださいました。

3点紹介します。

①ヘルメットのクリーニング

ヘルメットの黒ずんできた部分を削って頂き、きれいにして頂きました。

微香💓ですが、本当にありがたいです。

今のところ大切にリビングに飾ってあります😌

②初装着時の写真受取り

すっかり忘れていました!

なんなら、写真を撮って頂いた事自体覚えていません💦

ヘルメット受取り日

サプライズ感があってとっても嬉しかったです✨🥺

息子氏、部屋着だ😂

銀座に部屋着でお出かけしてたのね😂

ちゃんとお洋服着せずごめんよ〜😂😂

③修了証書授与

我が子の初めての修了証書!!

これまた本当に嬉しいですよね💛

行きはヘルメットをつけて伺いましたが、

帰りはノーヘルメット!

なんだか少し寂しいけれど、無事卒業できてよかったです☺️

AHS Japan さん、お世話になりました

次々に他の赤ちゃんが訪れますので、

今日に限らず全ての訪問日でサクサク作業をして頂き、

あっさりと帰ります。

なんか寂しい感じがして、写真を撮って帰りました。

銀座オフィスの入り口にて

卒業後のフォロー

6ヶ月以内で一度スキャンを無料でしていただけるとの事でした。

気になる方はこの制度を利用してもいいかもしれませんね。

願いを込めて〜ヘルメット治療の認知度について〜

AHSさんや専門医の先生方にお願いしたい事

それはもっと日本でヘルメットの治療を普及させて頂きたいという事です。

助産師さんや小児科の先生の中でも、

頭の形は自然と治る、などアドバイスを頂く事がありました。

しかし息子の場合はヘルメットなしには難しかったのでは?と思っています。

病気ではないので優先度が低かったのかもしれませんが、

せめて、頭の形を診る専門医がいる事や、ヘルメット治療がある事、

タミータイムの指導などの初期段階の対策をもっと早く知りたかったです。

産後の機会(産院や乳児健診、助産師訪問等)で向き癖の先にある情報を知っていたら、、、

と何度も思いました。

ヘルメット治療はほんとにやってよかったと思います。

頭の形に悩まれている方で適応がある場合は、

ぜひ挑戦する事を勧めたいと思います。

頭が柔らかい限られた時期に、最大6ヶ月という短期間で行う治療です。

ひとりでも多くの、赤ちゃんの頭の形に悩まれているご家族に

ヘルメット治療の情報が届くことを願っています。

装着記録編 おわり

①〜⑦まであります。

ヘルメット矯正治療の記事にあたり

こちらの記事は、ヘルメット治療経験者のママである筆者 Rin のブログです。

個人的な考え方や認識を記録したもので、医学的に正確でない表現も含まれます。

医療に関しては素人となりますので、参考程度に留めて頂きたく存じます。

正確な情報を入手したい際には、必ず専門施設、専門医へお問い合わせください。

どうかご了承くださいませ。

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